今回は前回記事の中から質問があった「スポーツーグー」(シューグーのスポーツバージョン)を使ってシューズのソール摩耗を事前に防止するための方法を紹介しちゃいます!
さらにレース前には不要な硬化後のゴムを剥がすことでシューズの性能を最大限に発揮するテクニックです!なんて貧乏性サステナブルな記事なの!
前回記事だぜ!!
↑この部分の詳しい解説↑よくこんなとこ読んでたな、本当にありがとうございます。
スポーツグーを使う理由
スポーツグーは、硬化すると合成ゴムになり、非常に耐久性が高く、ソールの補修や保護に最適!通常の走行で摩耗しやすい部分に事前に塗布することで、ソールが削れてしまうのを防ぐことができちゃいます!
今回は、先日買ったトレランシューズを使い、実際にトレイルを走る前に、事前に摩耗しやすい場所を保護するためにスポーツシューグーを塗布します。
11月のFTR100kmや12月の武田の杜で使いたいLa Sportiva PRODIGIO!練習でも履き慣らしたいけど本番レース前にソールが減るのは困る!(貧w
摩耗しやすい箇所にスポーツグーを塗布
まず、新しいシューズのソールの減りやすい部分を特定します。自分の走り方によって減りやすいところはわかりますね!?そこから塗布箇所を決めましょう!
手順:
使う部分をきれいにして、油分や汚れを除去。少し走って新品状態から少し削れているとよりシューグーの食いつきがよくなります!!
今回はアルコールで塗布、予定部分をきれいに拭いてシューグーのくっつきやすさをアップ⤴️⤴️
シューグーを、塗布したい箇所に薄く伸ばしながら均一に塗布します。厚く塗ると乾燥に時間がかかるため、薄く複数回塗り重ねるのがポイント!!
塗布後、完全に硬化するまで24時間ほど待ちます。これで、ソールに合成ゴムの保護層が形成されます。
塗布して1時間くらい経つと少し硬化し始めるので指で形を整えるのもあり、トレランシューズは凸凹があるのでぐいぐい押し付けることで、ソールの内部までしっかりくっつきます!
実際にトレイルを走ってみた結果
シューグーが完全に硬化した後、実際にトレイルを走ってきましたyo!!
FTRの試走っす!!
事前に摩耗しやすい箇所にスポーツシューグーを塗布したことで、想定通りソールの摩耗が防げました。シューグーが保護した部分は普段なら削れてしまうはずが摩耗せずに保たれています!ウェーイ!!
少し剥がれ始めたりしていますがグリップの低下等はありませんでした!
保護層を剥がしてレース本番へ!
スポーツシューグーの便利な点は、硬化して合成ゴムとなった保護層が、手で引っ張れば簡単に、というか力任せにw剥がせることです。
少し引っ張りやすい部分をオリャー!と力を込めて!!
トレーニング中にシューグーを使用してソールを保護した後、レースや本番前にはその保護層を取り除くことで、シューズ本来の軽さと性能を発揮できます!!貧っwww
FTRの試走やひとりマッサン練in高尾などで使用してもほら、剥がすと普通なら減ってしまいそうな踵部分のソールもしっかり角があるほど保護されています。
薄型シューズへの応用
これはトレランシューズだけでなく、ヴェイパーフライやアディダスのアディゼロプロといったソールが薄いランニングシューズにも応用可能!!
やたら高いくせに、この系統のシューズはソールがかなり薄いし、一度摩耗が始まるとミッドソールがすぐに出てきて削れ始めます!
事前にソールの摩耗しやすい箇所にスポーツグーを薄く塗布しておけば、摩耗防止に!
さらに!レース前に不要な部分のシューグーを取り除くことで、重量の増加やグリップ感に影響することなく使用可能!!
注意!グリップ力に関する懸念
スポーツグーは強度に優れ、摩耗防止に役立つ一方で、グリップ力が黒や白のシューグーよりも弱いという特徴があります。
特に、マンホールの上やグレーチングの上を走る場合、滑りやすいので要注意!
貧乏テクニックにより節約可能w
スポーツグーを使ったソールの保護は、特にトレランシューズやソールが薄いシューズの寿命を延ばすための非常に有効!貧乏臭いけどwサステナブルな取り組みですね!
1,000円ちょっとで何回も使えてシューズの寿命が格段にアップ⤴️⤴️
練習から本番用シューズを使いたい人にはぴったりの作戦ですのでお試しあれ!!
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