目次
1 分水嶺トレイル書類選考通過
1-1 何を書いたか
ここ5年ほどの山行をできるだけ詳しく書きました。八ヶ岳縦走やここ5年で登ったアルプスの山、トレーニングで走ったり歩いたりしている青梅や秋川の低山も山行に書きました。もちろん分水嶺のコースは小分けにして踏破しましたのでそのことも書きました。
1-2 どのように書いたか
審査員の方々も多くのエントリーシートを読むわけですからできるだけ読みやすく心がけました。また、注意事項で「ここ5年くらいの山行歴をお願いします。どの山域でどのような山行形態であったか(テント泊、ビバーク、バリエーション、縦走、カモシカ、地図読み)など、A山からB山。日帰り。C山からD山。日帰り。これではCTも天候、時間、山行形態も想像の中にあります。」とブログに書いてある様にどの位のスピードで移動ができる人間なのかをしっかり書かないと選考の方々に苦労をかけることになります。あくまでも安全にそして不測の事態があっても自己責任で下山できる力が必要です。リタイアしたらバスが待っているトレランレースとは全然違います。
2 2017分水嶺トレイル
2-1 100km地点を目前にしてリタイヤ
大弛峠を越える前からスイーパーさんと行動。体力も限界で時間もギリギリ、深夜行動で金峰山を前にして安全に行動出来ないと考えてチームでリタイアの結論としました。ビバークして翌朝明るくなって大弛峠に下山、タクシーで下界に降りて倒れそうな暑さの中悔しさを噛みしめるしかありませんでした。
リタイア地点(後日撮影)
2-2 チーム戦の難しさ
3人チームでエントリー、チームは見える範囲で一緒に行動しなくてはいけませんが、自分はゆっくり動き続け休まないで距離を踏むタイプ、他の2人は若く体力もありどんどん進み、目的地まで行って大休憩というタイプ、前半の長沢背稜でイーブンペース守れず早々にバテつつ行動しましたがそれぞれ休みたい、眠たい、ポイントが違うのでだんだん帳尻が合わなくなってしまいました。何度も試走はしたのですが登りを走られると自分は完全にオーバーペースでした。食べ物も3人でそれぞれ用意してきたので摂取タイミング等も難しかったです。チームで行く方は泊まりを含めた山行を何度も踏む必要があり、また、走力も似通っていることが必要です。
自分の走力が足りずチームのみんなには迷惑をかけてしまいました。逆にこの経験をして自分のペースを作って動き、大休憩や寝る時間は自分はほとんど必要としないので今年は勝算を持って臨みたいと思います。
少し休むだけ、のつもりが気付けば意識なし
2-3 補給のミス
補給は固形物多目とジェルを持ちました。行動時間からカロリーを計算しましたが、結論から言うと持ちすぎました。
途中雲取山荘でカップめんを食べたり小屋の空いている時間でカレーを食べたりして2/3は重りになってしまいました。特にバテ始めてからきびたんごなど喉を通らずクッカーで温めたカレーメシやアルファ米のピラフなどをゆっくり食べた方が動けました。
暑い中ではとにかく甘いものが辛く、電解質+ジェルと言ったトレラン的な補給は辛いだけでした。食事は楽しみの一つという山行の原点に戻りたいと思います。
今年は1日3食を目安に1日目はラーメンやピラフなど美味しいと感じるものを持ち、食べながら重量を減らす。補給にジェルやMCTゼリートレイルバターなどを揃えたいと考えています。そのため脂質代謝で動けるようにトレーニング中です。
2-4 装備のミス
こちらは持ちすぎということはなかったですが明らかにいらなかったサングラスや傘などが場所をとり重くてストレスになりました。今年は一つ一つの重量を測りベースウエイトを5kg、できればもっと軽く抑えたいです。長沢背稜も水が出ていないかもしれないと水を5リットルも持ちましたが大失敗でした。ハイドレーションにしたのも水量が把握できず何度もリュックを確認する羽目になりました。今年はnargenボトルに予備水を入れて常に水場を意識して行動しようと思います。
ライトはお安くジェントスで乗り切ろうとしましたが重く電池もかさばりました。今年はペツルのNAO+を新調し、腰ライトのウルトラスパイアのルーメン220と併用予定。
3 2018分水嶺トレイルのコース変更
①永山公園〜長沢背稜はカット
②奥多摩駅スタートに
③代わりに小川山ピストンが追加
が主な変更点、距離は短くなるものの累積標高は上がりそう。ヤマレコのルートで作ってみると累積標高は15000m超、本当かいな?
どちらにせよ簡単には完走させてもらえなそうです。
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